下京区コンプトン

下京区コンプトンに住んでいました。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【オーストラリア移民日誌2】あらゆる人生のツケの請求を感じている

ホテル隔離から釈放されて早二週間が経った。 経過は順調と言っても良いかもしれない。 嫁の助力は多分にあったものの、物件の内覧から契約、家具購入、携帯契約、学校登録、免許の切り替え、健康保険申請、銀行の登録変更、その他事務手続きを全て終え、非…

【オーストラリア移民日誌】住所がないとどうにもならない

ホテル隔離が終わってシャバに出てきた。 今は妻のボンダイに住む友人の民泊に二人で身を寄せている。 週350ドルと高額だが、ビーチからバスで5分という立地の良さなので仕方あるまい。妻はほとんどテレワークなので、家にいることが多い。 僕は移住に必要な…

自分で自分の動画を撮って編集した感想

隔離生活で意外と苦しいことは、自我の表明をする場所が無いことだ。 人は大なり小なり、自己顕示欲を持っていると思う。 自分の存在の証明や意思の表明を無意識に必要としている。 通常それは日常生活や仕事、娯楽などで解消されるが、隔離生活にそれは無い…

沖縄に関するとりとめも無い話

オーストラリアでホテル隔離されて十日が経つ。 気が滅入るので沖縄の話でもしよう。 もう10年以上前の話もあるので、現存しないものも出てくる。 ●農連市場と食堂 沖縄に初めて行った時は、那覇の牧志公設市場あたりにあるゲストハウスにだらだら居ついてい…

風呂の思い出

朝早くに高知市を出たにも関わらず、愛媛八幡浜についた頃にはもう日も傾き始めていた。 大型バイクならもう少し早く着いただろうが、峠を越えるのもやっとのポンコツ原付では、むしろよく走れたほうだなと思った。その日僕は九州別府を目指していた。 大分…

Go to travelキャンペーンの所感

その昔たまに都知事選に出ていた唯一神又吉イエスが当時の世の中を 「社会が来るところまで来た、無茶苦茶で瀕死の状態である」 と形容していたが、僕がいる旅行業界が今まさにそんな感じだ。 オリンピックを中心に業界が酒池肉林の大騒ぎになるはずだった20…

狂った世の中には狂った音楽が必要だと思う

何をやっていたかよくわからない夢うつつのような一年を過ごして、日本に帰ってきた。 来年にはまた日本から出るのでなんとなく働いて過ごそうと思っていたら、世の中の方が狂ってきた。 狂っているのは自分だけでいいのに、疫病で世界全体が狂ってしまった…

月刊住職

月刊住職を知っているでしょうか? 月刊住職とは1974年創刊、興山舎発行の仏教界に特化した月刊雑誌です。 僕も実際に手にとったことはなく、書店でも見かけたことがありません。 字面だけ見ると一見クソつまらなそうですが、ところがどっこいこれがとんでも…