過去の旅行をtableauでビジュアライズしてみる
最近tableauを勉強しています。
tableauとはデータビジュアライズや分析に用いるBIツールの一つで、わかりやすく言うと、複雑なデータを理解しやすくするグラフや表を作れるソフトといった感じです。
僕はペーペーなので、シンプルな構造のものばかり作っていますが、
超絶技巧でグラフを組み合わせ、デザインも俊逸なダッシュボードを作り上げる人もます。
無料版のtableau publicではこういったプロの人たちがオープンデータから作ったダッシュボードを見ることができます。
フォローしているChantilly Jaggernauth さんが作ったロンドンパクチャリMAP。
https://public.tableau.com/app/profile/yu.niikura/viz/_16431796902740/1_1
国勢調査のデータから終戦〜高度経済成長時の各都道府県人口増減など
https://public.tableau.com/app/profile/yu.niikura/viz/_16462704389030/1
国内オープンデータをビジュアライズして遊んでいました。
ちょっと要領を覚えてきたので、今回は自分が過去何カ国を訪れ、何日どこに滞在したかのデータを作成し、それを一覧するダッシュボード作りに挑戦しました。
まずはデータ作りからです。
データとして扱う【旅行】の定義から。
今回は「海外旅行または3泊以上の国内旅行」とした上で、過去の旅行のデータを作っていきます。
tableauは大体どのデータベースとも接続可能なのですが、今回は一番お手軽なgoogle スプレッドシートを使っていきます。
ここ10年の海外旅行については簡単でした。
というのもオーストラリアのビザ申請時に海外旅行経歴を出す必要があり、すでに一覧を作成していたからです。
少々厄介だったのは、国内旅行及び10年以上前の旅行についてです。
直近5年ほどのものについては、instagramやgoogle photo投稿日時から確認しました。10年以上前のヨーロッパ旅行も、Facebookにログが残っていたため日付を拾うことができました。
問題はそれ以上前の国内旅行です。
僕は大学一回生だった15年前、2007年の夏頃から旅行を始めたのですが、当時はスマートフォンさえ普及していませんでした。
当時のガラケーが手元にあるはずもなく、過去の手帳なども全て実家に置いてきているため細かい日付の特定が困難です。
最終手段として残されたのは、古の呪われしSNS「mixi」を開くことでした。
今の若い人にはわからないかも知れませんが、mixiとは2000年代に隆盛を極めた純国産SNSです。
僕はこのSNS内の日記をかなり頻繁に更新していたので、当時の旅行の日程をほぼ正確に割り出すことができました。
10年以上前のサムい日記を辿っていくのはかなり精神を削られる作業でしたが、データを得るためには仕方ありません。
トップ画も名前で既にすべっている。
ようやくデータが出揃ったので、早速tableauでダッシュボード構築をしていきます。
まずは地図で見やすくどこに行ったか一覧表示。
結構マイナーな地域を訪れた国もあるので、詳細はリストで表示できるようにします。
さらに年ごとに行った国の数と日数を大きく表示できるようにして完成。
いやーすごいですね。ここ15年のうち571日、つまり約1年7ヶ月は純然と旅行に費やしていたことになります。
国数は意外と大したことないなという感じです。国内旅行が多いのと、一ヶ所滞在が結構好きなのが響いている感じです。ベトナムとか1ヶ月以上いたし。
大学生の四年間の集計がこれ。
夏休みは毎年1ヶ月以上沖縄にいたので、日数の大半は沖縄に費やしてると思います。
今考えたら世相も安定していたので、もっと海外色々行けばよかったなぁ。
これは社会出てから30歳なるまで。
流石に日数は少ないですが、少ない収入と会社員という制約があった割にはまあまあ色々行ってますね。
結構長い連休取らせてくれた理解ある元勤め先に感謝です。
直近3年がこんな感じです。
嫁と仕事やめてダイナミック婚前旅行からのオーストラリア移住した2019年の旅行が大半を占めてます。
最近はコロナの影響であまり旅行ですので。
という訳で、旅行をtableauでビジュアライズしてみた話でした。
tableau publicにもアップしてるので、暇でどうしようもない人は見てみてください。
https://public.tableau.com/app/profile/yu.niikura/viz/Thetravelhistoryofmylife/1