自転車泥棒
担当の美容師さんが自転車を盗まれたらしい。
マンションの前に無施錠で置いておいたらしいのだが、ボロい自転車なので盗まれないと思ったらしい。
事実今までは盗まれたことがなかったとのこと。
まあ仕方ないではあるが、そもそも自転車泥棒をする奴に自転車の良し悪しは関係ないんじゃないかと思う。
自転車泥棒を専門にしているのはごく少数で、ほとんどは物を盗むのがステータスになってる層のクソガキか終電を逃した酔っ払いであろう。
奴らには自転車が新しいか古いかではなく、いかに手軽に盗めるかが重要なのである。
防犯は加害者の視点から考えないといけない。
自転車を施錠してても盗まれる時は盗まれるけど、いかにパクりにくそうに見せるかが重要なのではないかと思う。
かくいう自分も家の古い自転車を学生時代に無施錠で置いてて盗まれたことがある。
何故か一年半後に大阪で見つかった。
今だに一年半の間どこにいたか不明だが、いつかその道程をオムニバス形式の短編小説にしたら面白いかなとか思っている。