左京区感
友達のライブを観にライブハウスに行った。
ライブハウスは5年ぶりぐらいだった。
ライブハウスというよりはライブ居酒屋という感じで、左京区感の強い店だった。
左京区感はなかなか京都以外の人には伝わりづらいと思う。
アングラとも言えない、なんとも退廃的かつ前近代的なかんじ。
だいたい60年代に学生運動をバリバリやってた左翼崩れが未だにそのノリで店をやっているのである。
そういう店は歴史的経緯か、京大のある左京区に集中しているので、左京区感と定義している。
ちなみに今日行ったところは右京区だった。
ライブの方は弾き語りの対バンで、友達の前の四日市から来たサイババみたいな人が滑り倒していた。
全体的にキツいかんじだったが、エフェクターの使い方だけ小慣れていた。
エフェクター芸人だ。
友達はソツなくほぼ喋らずに黙々と曲をこなしててオシャレだった。
弾き語りでのMCは泉谷しげる並みの勢いがないと猛烈に滑るので、彼のスタイルは正解だと思った。