キャンベラ便り2
学校が始まりました。
英語を学ぶために学校に行くより、何かを学ぶために英語で授業を受けたほうがいいとも言われたが、そもそもの英語力が誠に残念なため、結果的には正解だったと思っております。
授業が始まってまだ2日だが、初歩的な単語や文法で引っかかることが多々あり、
復習に時間を要して泣きそうです。
今までの不勉強と怠惰のツケが回ってきた典型と言えますね。
オーストラリアは今や移民大国なので、学校には世代もバラバラで様々なバックグラウンドを抱えた人たちが集まっており、僕にとっては大変楽しい環境であります。
多分、日本でこういう環境下に置かれることはほとんどないことでしょう。
何かを学ぶのは早いほうが絶対に良いけど、遅すぎることは決してないんだなと思う今日このごろです。
以下、学校の人たちふんわり紹介
(誰の名前も覚えていないので全員仮名)
・ドンゴロズ
同じクラスで隣の席の男。こちらに住む姉を頼ってタイ北部からやってきたらしい。
優しいジャイアンのような風貌。やや髪がきている。
仮名はなんとなくそんなかんじだから。
・ボクシング
ドンゴロズの友達のタイ人。天然パーマで唇が厚く、なんとなくボクサーっぽい。
クラスは下のクラス。
・猫娘
ドンゴロズと同じ地方からやってきたタイ人の女の子。
昔のゲゲゲの鬼太郎の猫娘に似ている。地元でゲストハウスに勤めていたらしく、
会話は結構流暢だがなぜか下のクラス。
・モン
タイ人。グラン・トリノのモン族の少年にそっくり。
日本に興味がある様子。
・桃子
台湾人。一年ぐらいこっちに住んでいるが、あまり英語が上達していない様子。
普通に美人。桃子はなんとなく。
・ビルマ桔平
寡黙+英語が苦手らしく、あまりしゃべらないがいい人オーラ全開。
・ガリ太郎
一番近所に住んでいるラオス人。
最近まで時給15ドルで働いていたらしい(最低賃金は19ドル)
老けて見えるが驚愕の19歳。
・女豹
国籍不明で、この世で一番色黒なタイプのアフリカ系女性。
ものすごい派手な髪型で服も派手、足が長い。
この人が歩いてくると何故かQueenの「Another one bite the dust」が
頭の中でかかる。
・シャンティ
スーダン人。顔全体がヒジャブで隠れている他のスーダン人女性とは違い、
ヒジャブを巻いているだけなので比較的リベラルな様子。エジプト音楽が好き。
・マドレ
二児の母をしながら学校に通うパワフルメキシコ母ちゃん。
好き勝手にしゃべるタイプだが、授業の積極性もすごい。
・ニキータ
ロシア人。初日のクラス分けには旦那同伴で登校した人妻。
英語がほぼわからないのになぜか上のクラスに来ていたが、
一日目の終わりに教室を間違えていたことが発覚した。
・笠原
知っている中では唯一の日本人。
高校時代にクラスにいた笠原という男にそっくり。
今のところ楽しくやれています。
上唇の直径5ミリぐらいある口内炎さえ治れば完璧です。
誰か治して。泣