腕毛
女性の腕をつい見てしまうクセがある。
フェチとかではなく、なんとなく視線の散る先に腕があるのである。
これは仕事中でも出るクセだ。
仕事柄、様々な年齢層と人種の女性の腕を見るが、総じて言えるのは日本人の女性は非常によく腕毛の処理をされているということである。
日本人、しかも若い女性で腕毛が見える人はほぼ皆無だろう。
しかし、外国人は違う。
むしろ腕毛の処理をしているのが少数派だろう。
特にラテン系の女性は無処理率が高い気がする。
ラテン系の女性は毛色が黒い人が多いので、とりわけ腕毛がよく目立つ。
なんなら自分よりすごい人も結構いる。
ものすごい美人の女性がなかなかの腕毛具合で、ohジーザスという気持ちになるのもたびたびである。
これは聞いた話だが、外国人女性は腕足の毛の処理よりも下の毛の処理に力を入れるらしい。
なので外国人男性が日本人女性とコトを致す際、腕足の毛の処理の完璧さに対して、あまりにありのままの下の毛に驚くということだ。
同じような話で、ラオスの女性は楊枝で歯を穿る時は手で覆い隠すが、ハナクソをほじる指は隠さない、と言っていた友人がいた。
文化や風土、人種が変われば美の重点を置く位置も変わってくるのである。
今僕たちが意識している美は、他の場所ではどうでも良いことなのかもしれない。